こんばんわ!

前回の話↓


寝続け−6


昼間起きていられるようにはなったのだが外に出るのはハードルが高かった。 

家の中の移動(トイレまで13歩、ベッドまで20歩・・)のみだったので
恐らく1日700歩くらいだったと思います。

うつになる前は常に動いていて運動量が多かったので
体が全く疲れていないのは明らかでした。
しかしうつ病は何もしていないのに疲労感が半端なくて動けないのです。

そしてこの頃はうつ病特有の疲労感よりも
外に出るのが怖いという気持ちが強く外出出来ませんでした。

友人に会った時やご近所の人と上手く挨拶できる自信もなく
自分の事を聞かれた時を恐れていました。
会社を休職している事
うつ病でただ何もせず家にいる事。
そんな自分自身が恥だと思っていました。

頭の中では回復するために外に出なくてはいけない事を理解していました。
毎日起きた時に『今日は外に出よう』『やっぱり、なんかお腹調子悪いし今日は辞めておこう』
 その繰り返しをしていました。

次の話↓


読者登録